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すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年3月9日

困惑の新一年生保護者。「自主運営」の話できぬまま4/1を迎えるのか?

アクセス、ありがとうございます。

署名のご投函を7日までにお願いしましたところ、昨日、大量に到着いたしました。
ありがとうございます!
写真は、まだまだほんの一部です。これから整理、集計いたします。


さて、情報です。
3/7(木)、下記①のとおり、補食に関する件を含む、予算特別委員会が開かれていますが、こちらの中で、ある議員さんがまた補食に関する予算について質問をされ、教育長さんがお応えになられたそうです。

しかし、予算特別委員会の動画の公開はなく、議事録のUPは、例の丁寧なお仕事ぶりによって2か月~3か月かかると思われますので、その内容を我々が知るすべは今のところ見当たりません。

その議員さんは、3/4(月)の記事補食廃止の真意ここにあり!江戸川区「公式見解」を読んでみよう! で、ご紹介した議員さんです。

どのような答弁であったから知ることはできませんが、とにかく取り上げていただいただけでも、区民の声に理解を寄せていただいている方と推察します。ありがたいことですね。

さて、4月が着々と近づいてきておりますが、一昨日の記事にこんなコメントをいただきました。

保護者が自主運営すべきものだったとしても、
廃止後の運営方法を保護者が検討する時間も与えない対応は問題です。
最もおやつが必要と思われる新1年生の学童登録ママが顔を合わせる機会はほとんどなく…。
発表されて数ヶ月程度で廃止では、なんの検討もできません…。

大方の保護者の心境を、代弁していただいていると思います。

1/23の廃止通告で4月から廃止、という期間の短さもさることながら…突然、自主運営で好きにやって!と「ブン投げ」られて、互いに知り合うすべもない、しかも仕事をしている保護者間で、連絡を取り合い、話をまとめ、あと三週間で軌道に乗せることができるのでしょうか?

しかし、現実的にあと3週間です。

保育園で、3/31までおやつをいただいていた「幼児」が、4/1から「学童」になった瞬間、ほかのおやつのない「すくすく登録児童」と、「不公平」だから、「しのびない」からと、18時まで学童にいる状態で空腹を余儀なくされます。

自主運営に向けて話を進めている保護者の方がいたら、ぜひ状況や問題点をお知らせください。ご紹介させていただきます。

よろしくお願いいたします。


2013年3月7日

署名は本日までにご投函を★江戸川区「ワーク・ライフ・バランス推進都市宣言」を見てみよう


アクセス、ありがとうございます。

まずはお願いです。署名にご協力いただき、本当にありがとうございます。
郵送の方のご投函は、本日(3/7)までにお願いいたします。

この週末に整理し、3/13(水)の文教委員会(すくすくに関わる審議)に向けて提出します。

またもちろん文教委員会への提出が過ぎましても、署名は永続的に提出が可能です。これで終わりではなく、引き続きの情報拡散、署名へのご協力をよろしくお願いいたします。

さて、「公開質問状(請願書)」には、すでに回答をいただきました。くわしくは昨日の記事をご覧ください。

そして今後のスケジュールです。

4/1新年度の補食廃止まで、あと3週間ちょっとという状態になっておりますので、新一年生のご家庭など、じりじりした気分の方も多いことと思います。

江戸川区議会のサイトを見てみましょう。左ナビから、「会議の予定」をクリックしてください。

まず
本日、7日に「予算特別委員会」があります。ここで、生活保護、就労支援などを受けている要支援家庭への補食費助成金、約1000万円を廃止することの審議が行われます。(リンク

そして
3/13(水)10時より、文教委員会が開催されます。ここで、当会の陳情が審議となります。
陳情内容は、下記「議案・陳情」のところにUPされています。(リンクはこちら

クリックすると、出てきます。補食に関する陳情が、2件上がっています。
144号がこちらの陳情、145号は、2/25の記事でご紹介したもうお1人の方の陳情です。

審議してくださる文教委員会のメンバーは、下記の通りです。

ぜひよろしくお願いいたします。

学童で補食を受ける児童の家庭は、区民全体の中では、ほんとうに少数派です。

少数派であるゆえに、そのほかのほとんどの児童同じ場所(すくすく)に置いたとき、区は今回、学童だけおやつを食べられるのは「不公平」との判断で、補食を廃止しました(肥満予防、食材廃棄問題、アレルギー対応困難という、教育委員会が提示した当初の廃止理由は、いまや一言も触れられなくなりました。どうなったのでしょうか…?)。

しかし少数派の学童家庭は、お父さん、お母さん双方が働き、納税と次世代育成をダブルで担っている家庭です。こう言った家庭が暮らしやすい江戸川区、安心して仕事と子育てを両立できる江戸川区にしてくことこそ、国をあげての少子化対策、ワークライフバランスの推進という方向性に合致するのではないでしょうか。

しかし今回の件で、すでに江戸川区内の多くの共働き家庭に、驚きと失望をもたらしたのではないでしょうか。

思い出しましょう。
平成22年5月には、こういった宣言もしている江戸川区です。

この宣言文を引用いたします。

~仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進宣言~

仕事と生活の調和の推進は、健全で豊かな社会を持続させるために不可欠である。

働き方の見直しを通じて、やりがいのある仕事と充実した社会生活を両立させる環境を整え、多様な人材が生涯を通じて活躍できる舞台を地域に生み出していかなければな
らない。

その実現には、職場環境が、そこで働く人々の子育て、介護、社会参画等、生活のあらゆる場面に柔軟に対応できる相互理解と協力の条件を備えていることが大切である。

私たちは、職住近接のまちで培われた共育・協働の理念に基づき、知恵を出し合い、助け合い、力をあわせて行動する強い決意を共有する必要がある。

ここに江戸川区は、生きる喜びを実感できる都市の実現に向けて、仕事と生活の調和を推進する地域社会を目標に努力を重ねることを宣言する。
平成22年 3 月 江戸川区

平成22年5/1号の「広報えどがわ」は、こちらから全文お読みいただけます。

さて、昨日の記事は、コメントを多くいただきました。
ご紹介いたします。

◆あらかじめ決められた文章を書いているにすぎず、個々の質問に回答しようという、区民への誠意のかけらも感じられず、非常に不満。この件に関しては、廃止すればすべて解決するような物言いで、納得の行く説明もなく、区民と財政難を解決しようという姿勢もなく、江戸川区行政のあり方そのものに疑問を感じた。

不満がでれば不満を抑える提案をし、さらにそれに対する不満がでればまた不満を抑える提案を重ねる事を繰り返したにすぎず、子育て応援する(と、いっている)江戸川区のポリシーが全くみえない。

前から区へは、肥満事例の比率(もちろん分母は学童登録者のみ)、補食を必要としていない学童児童の比率の提示を求めていますが一向に返信はやはりきません。それにしてもひどい回答だと思います。というかまったく回答になっていませんね。

悲しくなります。悲しくなっている場合ではありませんが、これは働く親はお金を払って遠い民間学童へどうぞ・・もっと言えば働く親は住むなといわれている判断しかできませんよね。
そして今回のことから、子育て支援などまったく考えていない、子供の気持ちは一切考えていない江戸川区というイメージが定着されました。

受託の廃止理由がすり替わってますね(-_-;)
確か肥満や食材廃棄やアレルギーが理由だったはずですが、子供たちを分け隔てなくしたいからやむなく廃止するんですね。

それならば、補食時間を16時頃にして、すくすく一般登録児童からも希望をとって行えばいいだけですね。

どんな理由をつけたって、江戸川区が「補食は保護者の自主運営」と言うなら、運営者である保護者に何の相談、問題提起もせず、いきなり廃止を宣言した(しかも、肥満だのアレルギーだのという手紙を配って)のは大問題!

江戸川区が廃止を望むならこれから保護者との話し合いの期間を設け、補食自体を廃止するかどうかの結論がでるまではこれまでどおりに継続、最低でも持ち込み許可にするべきです!!全ての児童の健全育成のために!

質問には答えてませんね。
廃止の説明理由が変わってしまったのは、元の廃止理由で進むなら今回の質問に答えねばならず、それに答えると「廃止」の結論に不都合が発生するからと解釈してよいのだと思います。そうでなければ、元の質問に答えてくださればいいわけですから。

今回の回答にある廃止理由は、子供の健全育成よりも優先すべき内容とは思いません。

江戸川区は何を考えているのでしょう?
区長をはじめ、関係者全員ならべて、働くママをはじめとした子供の将来を憂うみんなで討論したい気持ちです。

この区長に二度と投票すまい、と固く決意するのに十分な回答でしたね。

中の人さん、まずはここまで本当にお疲れ様でした。頭が下がります。

>17時以降に残ったわずかな児童を更に分けて捕食を与えることは忍びない状態です

本当に困っている少数派の子供ではなく、その他大勢を尊重するのですね。
公平性を保つために、私たちの子供は少数派として耐えなければいけないのですね。

子供が長時間何も口にしないまま活動することに、影響はでないのか。
何故長期に渡りおやつがあったのか。

そういう子供への影響を心配する思考回路は全く持ち合わせていないようですね。
「公平性」という言葉で全てがなくなる。
問題は、子供に影響が無いかどうかなのに。
子供への考慮の言葉は一言もないです。

江戸川区保育科の方々には本当にお世話になりましたが、
小学校にあがって教育長さんになると、こんな通り一遍な感じになるのですね。
教育について考えることが本職だからかな。こんなものなのでしょうね。

学童に行くまで知りませんでしたが、学童登録されている家庭の中でも
母親がフルタイム勤務で17時以降もいる子は、本当に少数派です。
フルタイムのお母さんが自分の想像をはるかに超えて少数派で、びっくりしたことがあります。日本の女性の社会進出はまだまだなのだなーと。
(フルタイムの時短勤務の方もいるのかもしれませんが…)

日本はアジアでも女性の社会進出が遅れている国ですが、
その中でも、特に江戸川区はフルタイム勤務ママは少数派で、
”共働きに冷たい区”となるのは必然なのかも…と今回のことで思いました。
(あくまで感じただけで、本当の統計はどうなのかはわかりません。)

共働き世帯にやさしい区もあるようです。
よくよく検討すべきですね。

私も1/23の教育委員会からの文書に対して、
・「~児童の過剰摂取カロリーや食材の廃棄などの課題について議論を重ねてきました」とあるが、どのようなメンバーで、どの程度の期間に何回ぐらい議論を重ねてきたのか。
・各学童クラブごとの食材の廃棄の実態。
・補食摂取による児童の過剰摂取カロリーに関する資料

など、限られた文字数で、具体的な情報を開示するように「区長への手紙」を出しましたが、回答は、すくすくスクール係 ○○○○名で、今回の回答同様、煮ても焼いても食えない回答でした。

次は、情報開示請求手続きで、「『すくすくスクールにおける補食の廃止』に至る会議議事録、食材廃棄の実態調査資料、補食摂取による児童の過剰摂取カロリーに関する資料」でも請求しようかと思いますが、この年度末の公私ともに忙しい時に、窓口まで出かけて情報開示請求するのかと思うとちょっと腰が重いです。
どうせ、具体的な資料なんてないのでしょうから・・・。


◆いやはや…何とも ひどい文章ですね…
皆さんの言うとおり 何一つまともな回答をしていませんね。

そもそも 学童クラブとスクスクスクールを一本化にするから起きたことですよ。

荒川区も4月から 学童クラブと放課後スクールが一本化で新設され 学童クラブおやつ廃止となるのです。荒川区にいくらおやつの必要性を訴えても ダメですね。

でも ここで 受け入れてしまったら全ての学童クラブからおやつ廃止となるので 負けるわけにはいかないのです。頑張りましょう!


そして、以前もコメントいただいたlessor様から、またいただきました。
リンク先のブログで、例の「便宜供与」について深い考察をされています。いつもありがとうございます。

なかなか厳しい情勢のようには思えるのですが、また少し書きました。
http://d.hatena.ne.jp/lessor/20130306

リンク先のブログは、必見です。
http://d.hatena.ne.jp/lessor/20130306

コメントいただいた皆様、ありがとうございました<(_ _)>

2013年3月6日

【回答来ました】公開質問状(請願書)の回答公開!

アクセス、ありがとうございます。

さて、一昨日、江戸川区から公開質問状(請願書)の回答をいただくことができました。
さっそくご紹介しましょう。



では、どういった質問を出したか、ご紹介しましょう。
ちょっと長いです。
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江戸川区長 多田正見殿
教育長 浅野潤一殿

江戸川区教育委員会通知
「すくすくスクールにおける補食の廃止について(平成25年1月23日付)」に関する
公開質問状(請願書)


補食のサービスを受けている家庭に配布された補食廃止通知【参考A:江戸川区教育委員会からの通知「すくすくスクールにおける補食の廃止について(平成25年1月23日付)」】を元に、以下の通り質問申し上げます。

学童の補食は、新年度より廃止とされています。特に、新入学に際し、補食の廃止で大きな不安を抱えて臨む学童家庭の子どもたちと保護者の為、早急な回答を希望いたします。

①補食必要性の判断基準について

教育委員会からの通知では、「学童は補食の必要性はない」と判断されています。

しかし農林水産省、日本小児歯科学会の見解では、昼食~夕食の間が6~7時間以上空く場合は、適切な補食は夜の食事の過量摂取を防ぐという働きがある【参考B:農林水産省ホームページより】、また、小学生は幼児期よりも一般的に運動量が増加するので間食を必要とする【参考C:日本小児歯科学会ホームページより】となっております。

そしてその量は、200kcalにとどめるべきという推奨もなされています。

このような学術的検討に反して、今回、150kcalの補食の提供が、肥満につながる可能性があるとされた根拠の明示をお願いします。

 体重60kgの成人男性が、1時間平地を歩いた際に消費されるエネルギーは、160kcalを超えるとされています。子どもたちと一緒に、鬼ごっこやサッカーを一生懸命にやった経験はおありでしょうか。体が成長することはない大人が平地を歩いただけで、上記の数値です。子どもたちが、いかにエネルギーを必要としているか感覚的におわかりいただけるのではでしょうか。(子どもは、基礎代謝量に加え、活動による消費エネルギー、さらにからだが成長するエネルギーを必要とします)。

肥満に注意せねばならないことは当然のことでありますが、それは、補食を含む食生活全体をいかに家庭が管理するかという問題であって、4食を3食に減らすことが解決方法であるという唐突な提案には疑問を禁じ得ません。空腹をかかえ夕食を迎え、睡眠の迫った夜の時間帯にまとまった食事量をとるよりも、放課後、すくすくの仲間たちと盛んに遊んだ後、適切な間食をとるほうが体力の涵養に好ましく、肥満予防にもなり、親を待つ児童の精神的な安定も図れると考えます。
この点、見解はいかがでしょうか。


【 回答欄 】


また、一年生児童においては、3月31日まで保育園、幼稚園において、子どもの成長に必要と認められた補食を提供されていたにも拘わらず、4月1日に学童に入ったとたん、その必要が認められなくなることに無理をお感じにならないでしょうか? 常々言われている「働く母の"小一の壁"」については重々ご存知だと思われますが、この壁を今以上に高くすることは教育的配慮に欠けているように思われますがいかがでしょうか。


【 回答欄 】




②食材の廃棄について

次に、食材の廃棄についてです。

【参考D:補食メニュー表(過去記事にリンク)】は、A小学校で提供された実際の補食のメニュー表です。バラエティーにとんだ内容のものをいただいていますが、ひとつひとつの量は少なく、区から指示された150kcalの範囲を守っています。

これらはA小学校の場合、もっとも短い賞味期限のものでも、1週間を切るものはなく、冷凍食品なども多く利用しているため、メニューの繰り返しのなかで消費しきれるものが多いのです。

子どもたちの予定はおおむね把握した上で用意がなされており、風邪などによる欠席や家の都合で突然不要になることはあるとしても、賞味期限を鑑みれば、実際の食材の廃棄は、かなり少ないということです。

食材廃棄がよほど問題になっている学童があるならば、賞味期限の長いせんべい類や冷凍食品中心に切り替え、メニューの繰り返しのなかで使い切るなどの工夫の余地があるはずであり、いきなり中止にする理由としては首をかしげます。この点、いかがでしょうか?


【 回答欄 】


③アレルギーへの対応について

A小学校では、利用する数十名の児童の中に、アレルギー対応が必要な子は現在おりません。過去には、いくつかの食品がアレルギーである子もおられましたが、その食品を代替のものに変える(そばアレルギーのある子は、「そばぼうろ」を「たまごぼうろ」に交換する)などで、容易に対応可能だったということです。なおA小学校において、このように非常に対応が難しい子どもに関して対応を迫られた記憶はあまりないとのことです。

教育委員会の補食廃止通知(参考A)では、アレルギー対応が必要な子どもが増え、補食の提供が難しくなっているという記載ですが、どういった実態把握をなさったうえで、事業廃止の理由になると判断されたか提示をすべきだったのではないでしょうか。

なお、A校の現在のすくすくの担当者にお尋ねしましたが、問題点として上げられている②、③をクリアするマネージメント活動が、非常に業務負担になっているという感想はないとお言葉をいただいています。
この点、いかがでしょうか?


【 回答欄 】




最後に、今回の補食廃止通知(参考A)のなかでは、補食廃止の理由としては触れられていない内容に言及致します。

江戸川区ホームベージを閲覧すると、財政危機と施策の見直しの一項目として、今回のこの補食廃止により、1000万円を超える金額が予算削減の効果として見込まれると明示されています。従って、今回の補食事業の廃止のメリットのひとつが、予算削減効果にあることは明白であります。

しかし、この事業で行政に負担をいただいているのは保護を必要とする家庭のみであり、大半をしめるそれ以外の家庭では、必要経費を全額負担しています(A小学校における補食事業の会計監査結果:参考E)。従って、予算削減をメリットに全家庭への補食事業の廃止することは、あまりに乱暴ではないでしょうか。

今回の補食廃止に伴い、すでに自己防衛策として、家庭からの補食の持参も申し入れましたが、担当者より却下されております(すくすくからの回答:参考F)。従いまして現状では、補食を必要とする子に適切な補食を取らせる手段はございません。

在宅の保護者がいる児童が、帰宅して適切な間食を取ることができるのに対し、納税者でもある勤務者の児童に対しては適切な食環境が剥奪されるということは、江戸川区の「母子健康手帳」にも掲載されている"すべての児童は、心身とともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される"と書かれた児童憲章の理念に反するのではないでしょうか。見解をお聞かせください。


【 回答欄 】



以上
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このように、各項目ごとに質問をさせていただいたのですが、残念ながら、個別の質問に回答をいただくことはできませんでした。
個別に回答いただけなかった理由については、聞いておりません。

ご意見がある方は、ぜひお寄せください。

2013年3月4日

【=必読!=】補食廃止の真意ここにあり!江戸川区「公式見解」を読んでみよう!

アクセス、ありがとうございます。
さて、昨日の記事…

記事動画で確認しよう!★江戸川区の「公式見解」

すでに動画をご覧になった方もいらっしゃると思います。
が、やはり文字で確認したいですよね~

とくにスマホで電車の中で、あるいはお仕事中のPCでこっそり…なんてアクセスの方は、動画を堂々と見ることはできませんし。働くママも、自宅でPCの前に落ち着いて座る時間など、なかなか取れないのはよ~くわかります。

しかしこちらで、区議会事務局に聞いたところ、「議事録の文書化に2か月かかる」って、お話でした。ちゅどーん…

さらに、実は昨年12月5日ごろに行われた区議会定例会の議事録UPが、実は2月21日だった~~ということが判明し…これはもう2ヶ月どころか、3ヶ月もんのお仕事なんだ!とわかりましたので、その丁寧なお仕事ぶりに、納税者としてはただただ驚嘆するほかないのですが…いやいやとても待ってられません。

なわけで、動画見て、文字打ち込みましたorz

今日はこれをご紹介します。とくに後半の、区側の答弁が、すべてを物語ります。

必読です。

ちなみに例の「公開質問状(請願書)」の回答が、もうすぐ受け取れると思いますが、そこに書かれてくるであろう回答が、受け取る前から、透けて見えてくるようですが…

長いですが、ぜひご一読を。また、補食廃止に関する答弁だけでなく、例のすくすくの事業見直しの部分も、相関する問題ですので併せて掲載いたします。

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2013年2月22日 江戸川区議会「平成25年第一回定例会」における
① すくすくスクール・学童での補食の廃止について
② すくすくスクールの運営体制の見直しについて

…に関する答弁の抜粋。
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◆議員さんからの質問◆

「次に、すくすくスクールのことについて2点、お伺いします。

最初に、すくすくスクール学童の補食の廃止についてですが、今回の事業の見直しで、廃止とされるとのことですが、この補食のことは、すくすくスクールが導入されたときに大きな議論があったと記憶しています。

学童クラブに登録された子どもは学校でおやつが出る、すくすくスクールだけの子どもはおやつが出ない、不公平ではないか? このことと記憶しています。

6時まで、学童の子は学校内に居るのだから「おやつを」と保護者の考え方も大いに理解できるところであります。一方で、5時までのすくすくスクール単独の子は、いまだに、学校ではおやつが提供されないことも事実であります。

すくすくの子たちが帰った後、5時過ぎに補食を摂るというのは、夕食までの時間を考えると、いかがなものかとも改めて考えます。

そこで、提言させていただきます。

すくすくの子も、学童登録の子も、実費で、3時から4時におやつを提供したらどうでしょうか? すくすくスクールで用意するのが難しいというのであれば、事業者に委託すればよいのではと思いますし、それをも難しいのであれば、各家庭で用意し、持参させてもよいのではと考えます。

育ち盛りの子がおやつなしで、5時6時まで活動しているのは、考えるべき課題だと思いますが、教育長の考えをお聞かせください。

次に、すくすくスクール運営体制の見直しについてお尋ねします。

今回の事業見直しで、非常勤職員の削減と、職員配置の見直しがされていますが、すくすくスクールは江戸川区独自の事業から、文部科学省の推奨により、全国にまで波及された江戸川区の誇るべき事業のひとつであります。

小学校においては、ひとクラスの人数も減らそうとしている現在、多様化されている今の子どもたちを見守る職員を減らそうというのは、理解できないところでもあります。経費の削減という中で、人員配置の効果、効率のよい運営をするということで、事業の中身の縮小にはならないよう求めますが、この点のお考えをお聞かせください。


◆回答① 区長さんから◆


施策の見直しについては、先程来もいろいろお話をしておりますので、ぜひともご理解をいただきたいと思うところでありますが、まあなんせ歳入が減ってきたということの中で、まあやるべきことはやらなければいけないと。どっかを煎じつめていかないと、財政全体が持ちそうもないという時に、まあ選択肢として色んなところがあると思いますが、そういう中の一つとして、我が○○○があり(聞き取り難)、いろいろありますけれどもね、そういうことになってきているということなので、まあ、やれれば、これはもちろんやったほうがいいんでしょう。

しかしまあ、そういうような全体の、まあ、身の丈が縮んでくればそれに照らして歳入(歳出、の間違いか?)もどこかで抑え込むということをしなくてはならない。これはまあ財政上の宿命でありますので、そういうふうに私たちは理解をしていただきたいというふうに、思っているわけであります。
(ここから障害者手当の廃止に言及するため割愛)

あとはまあ…体罰………。


教育長からお答えしますので、よろしくお願いします。

(補食廃止、すくすく事業見直しについては言及なし)

◆回答② 教育長さんから◆

すくすくスクールでございますが、ひとつ補食の問題でございますけれども、補食の廃止についてというお話でありますけれども、補食についてはですね、区の事業としてやってることではございませんで、実際に学童クラブの登録をするときのしおりなんかにでもですね、「補食は自主運営です」って言うふうに書いてあります。それを前提にして、まああの、どうしてもですね、お菓子をお預かりして渡してくれということであれば、そのことについては便宜供与しますよと、いうことでありまして。

事業としてやめるやめない以前に、それは保護者の方々の自主運営の事業だっていうふうに、われわれは考えているわけでありまして。だから「補食の廃止」ということではなくて、それは従来通り、やっぱり保護者の方々が、自ら考えていくべきことだということで、その「便宜供与の部分をやめる」と、いうことでありますので、そのことを踏まえて、保護者の方々に考えていただければいいことではないかと? いうふうに思っております。

事業としてですね、今回見直しをかけたのは、その補食を受けている子どものですね、小学校3年までの学童の子どものうち、所得の低い方、就学奨励にあたるような所得水準の方に対して、まあそのおやつ代を助成をしていたと、いうことでありますので、このことについては特定の方々で、希望する方々だけに対する助成ということになっておりました。そのことを、今回の見直しの中で改めたということで、これは廃止するということでありますので、ご理解をいただきたいということであります。

ですから自主運営でやっている事業でありますので、先程、「(すくすく)全体に」というお話もありましたが、それはやっぱりお母様方が、もしそういうことを考えるんであれば、決めていかれることじゃないかというふうに思っているわけでございます。

それから運営体制ということでありますけれども、今回、非常勤を一定程度の年収の中で合理化していきますよと、言うお話を差し上げているわけですが、すくすくスクールは元来ですね、我々の職員だけでやっているわけではありませんで、そこに地域の方々が、これまで「クラブマネージャー」という位置づけがございましたけれども、そこにいろんな方々が集まってですね、非常勤や臨時職員や、つまりあの、子どもたちに関心がある、かかわる多くの人たちによって、運営されていくべきことでありますので、全体の中の評価としてですね、中の職員をスリム化できる部分があればスリム化していこうということでありますので、そういうようなこととしてご理解いただいたうえで、中身の問題としてはですね、すくすくスクールは多くの人材のもとにですね、これまで通り充実させていくというふうに考えてございます。

以上です。
ご意見、コメント、お待ちしております!


2013年3月3日

動画で確認しよう!★江戸川区の「公式見解」 & Twitterでお寄せいただいたご質問にお答えします★

アクセス、ありがとうございます。

さて、去る2/19~(水)から22(金)に、江戸川区議会では「平成25年第一回定例会」というものが開かれました。各党の議員さんがたが、区に対していろいろ質問をして、区長さんはじめとする区側の人々が、それに答弁するというものです。

実は中の人たち、この会議の「議事録」を、一刻も早く手に入れたかった。

なぜなら、会議の3日目…22日(金)に、ある議員さんが、学童の補食廃止について質問をされるという情報を、事前に江戸川区議会のホームページで入手していたからです。会議の数日前に、「この議員さんがこういう質問をする予定です」という項目が、入手できるのです。そこに、「すくすくスクール学童の補食について」という質問項目を見つけていました。

会議後の25日(月)、江戸川区議会事務局(03-5662-6736 :直通)にさっそく電話して、①議事録 と ②議会中継動画が、いつUPされますか?と聞いてみたんです。

そうしたら、①議事録は、2ヶ月後なんだそうです!

普通の企業で、会議の「議事録は2カ月後にできまーす」なんて言ったら、上司は目がテンになりますよが…(@_@;) 理由は、「正確性を期すため」だそうです。自治体では普通のことなんでしょうか…

で、気を取り直して…②の動画のほうは、1週間くらいですよということで、3/1(金)にUPされていました。見てみましょう!
質問いただいた議員さんの動画に、直接リンクができなかったので、こちらから、下記ページにアクセスし、赤いラインの方を選択してください。




当会は、どこの党の支持もなあ~~~んにもない、ただ補食の継続を望むのみの集まりではありますが…こうして公の場において、質問がなければ、異議なし賛成で通過していくだけの学童の補食廃止問題について、あえて取り上げてくださった議員さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます!

動画は、27分あります。実は中の人は該当部分だけ文字に起こそうとしましたが、ちょっと今日は時間がありません。ごめんなさい。あしたの朝、出来たらしたいけど…どなたか親切な方、動画の文章化をお手伝いください<(_ _)>

で、今日は下記に、該当部分の時間を記します。動画のタイムスライダを調節してご覧になってみてください。

ちなみに②と③は、「公開質問状(請願書)」を出したおふた方です

① 11分20秒頃から…補食について、議員さんの質問があります。

② 16分30秒頃から 区長さんが回答します。

ただここでは、「補食については③に答弁を送る」ような発言があるので、触れていないかもしれません
(ごめんなさい、まだ全部聞いてない(^_^;))。


③ 21分10秒頃から 教育長さんが回答します。
ここではばっちり、回答しておられます。
↓  ↓  ↓ 
これが今回の補食(受託)廃止に対する
江戸川区の「公式見解」です。

内容については…いや、まずは見てください。
期待を裏切らない、江戸川区さんです…ふう…

さて、かなり真っ暗な気持ちになりますが、まずは気を取り直しまして。次の話題。

実はTwitterで、いくつかご質問をいただいております。ありがとうございます。
こちらの知りうる範囲ですが…お答えいたします。

Q. おやつが、なぜ3時や4時ではないの?? 5時では遅いのでは?

5時だと、お迎え(下校)が6時としても、あと1時間しかないではないか。それなら夕飯に響くから、もうちょっと我慢すればいいんじゃないの? そんな印象、ありますよね。
(実際は、帰宅後も、母は夕飯の支度など家事がありますから、働く母の家庭では夕飯は7時過ぎ、8時てことも珍しくありません。だから5時の補食は決して夕飯に響く時間じゃないのですけど)

実際の現場では、補食は5時10~15分くらいの提供になっていると、そんな話も聞いています。

5時では遅い。確かにその通りです。
おやつがなぜ5時過ぎなのか?

その理由を知るには、江戸川区学童史を、ひも解く必要があります。

8年前(でしたっけ?)、「すくすくスクール」ができる前にも、いわゆる「学童保育」がありました。学童保育自体の歴史は、遡れば明治時代からだそうです。いわゆる放課後のお預かり事業として、細々と(女性が外で働くことがあり得ない時代が長かったですから)、しかし連綿と続いてきました。

もちろん、その昔ながらの「学童保育」は江戸川区にもありました。往時をしのばせる記事は、下記で読むことができます。


2/15
子供不在の施策、共働き世帯は税金の金食い虫だという空気」…ベテラン母が語る、江戸川区学童史


さて、すくすく誕生前の、「学童保育」だけの時代に、おやつが何時に提供されていたかというと、いわゆる「おやつの時間」…3時~4時だったようです。

しかし江戸川区で、学童保育が「すくすくスクール」事業に吸収されたときが、転機でした。

働くママを持つ少数派の子どもたちの世界に、お母さんがおうちにいる家庭の子どもたちも、放課後、混じることになったのです。
その時に浮上したのが、不公平だ!という話です。
3時や4時に学童の子がおやつを食べているのに、学童じゃない子は食べられない。不公平、食べない子たちの前で学童には食べさせにくい、学校(教育の場)におやつなじまない、といった話です。

しかし学童の子どもたちは、最長18時までおうちに帰ることができない(食べ物にありつけない)状態です。「保育」されている状態です。

そうじゃない子は、今日はちょっとママ用事があるから、あるいはパートがあるからとかで4時まですくすくにいてちょうだいとか、子ども自身の意志ですくすくで遊びたいからとかで、居る訳です。帰ろうと思えば帰れる子もいるでしょうし、帰ればおやつにもありつけます。

そう。学童がすくすく事業に吸収されたことで、状況が変わったんです。
違う環境の子が、同じ場に居ることで、少数派の特別扱いが際立ち始めました。

就労状況や家庭状況は様々ですから、一般さんと学童さんの、家庭環境の境界線は明確ではありません。しかし、すくすく化で同じ場所にいっしょくたに全員が集められたとき、学童は特別扱いされている状況が目立ち、問題となったわけです。(特別扱いと言っても…保護者の就労という状況があるし、毎月の育成料&補食代も支払っているからから、ある意味、違って当然なんですが…)。
そして、学童の子に補食を提供するのは、一般登録のお子さんたちが帰宅する5時を過ぎてからにしよう、そうなった訳です。

例えば、学童の子が補食をいただける別の部屋などがあれば良いのでしょう。例えば保育園では、19時半お迎えの子の夕方のおやつ(18時ごろ)は、18時半お迎えの子たちのいる部屋ではなく、たいてい別室で食べさせますよね。

でも、今、すくすくスクールが小学校の一部などを間借りしているような状況では、場所の自由もきかないでしょう。

預かってもらえるだけ、ありがたい。
おやつを出してもらえるだけ、ありがたい。

…だから5時過ぎのおやつでも、文句は言うまい。

働いているお母さんの多くは、子どもの疲労や腹具合を心の底で気にしながらも、そんな気持ちを抱いて働いているのではないかと、中の人もその一員として、思うのです。

次のご質問です。

Q.補食を希望しない子っているの? どんな事情?

学童登録をしていても、補食を希望しない子ってどんな状況でしょうか?
これも本当にいろいろなのですが、中の人の経験や、周囲の状況の想像から挙げてみますね。

●出欠管理をして欲しかったり、夏休みなどに1日預かってもらいたいので、学童登録はしているが、お母さんが17時前に戻ってこられるので、補食が17時すぎなら、なくてもいいかな。
←こういう家庭は、15時や16時の補食だったら、希望するかもしれませんね。

●お迎えは17時半。でもうちの子は、身体が小さくですごく小食なので、おせんべい1枚食べても夕飯が入らなくなっちゃう(>_<)。だから補食はやめておこう。

●お迎えは18時。でも夕飯は、毎日近所の祖母のおうちで、祖母が夕飯を用意してくれる。終わってすぐに連れて行けば、18時15分には「いただきます」ができる。だから補食はやめておこう。

●家庭の食の方針として、手作りのものしか子どもには食べさせたくない。生協の冷凍食品(おにぎりや焼き鳥)を出す補食は、食べさせたくない。だから補食はやめておこう。

などなど。他にもいろいろあると思います。ご家庭の事情や考え方は、様々です。

下記には、17時15分お迎えで、あえて補食は取らなかったというご家庭の話もあります。

2/10の記事
「えどがわくちょうさんはひどすぎるよ!」小2女子、涙の訴え。

以上です。ご参考になりましたでしょうか…?

これらの情報も、集めたものや聞き知ったものが元になっているので、違う見解の方もおられるかもしれません。その場合は、「こう見解もあるよ」など、ご意見をお知らせくださいませ。紹介させていただきます。

最後に、昨日の記事つけていただいたコメントをご紹介します。
今回の補食廃止問題は、江戸川区の、共働き家庭という少数派に対する考え方、態度を浮き彫りにしている面がありますが、そういった点に鋭く触れていただきました。

小学生・保育園の子供がいる江戸川ママです。


補食がなくなると、次に問題になるのは

「じゃあ、すくすくと学童なにが違うの?」
「すくすく全体の管理費を学童登録家庭が払わされるの?」
に来ると考えております。

そこが江戸川区の狙いと推察しております。


「じゃあ、学童廃止で。すくすく一本で行きましょう」

となります、これが江戸川区のすくすく事業の最終目標(=学童廃止)でしょう。

江戸川区は、専業主婦家庭・共働き家庭双方の事情の違いをうまく使ってここまで進めていることに、江戸川区のママは気がつくべきです。


学童を廃止するために、おやつが3時に出ていた頃は、専業主婦家庭から

「共働き家庭ばかり、優遇されている」
といわせ、早く帰宅できる子供達に配慮し、おやつを5時に変更。結局、共働き家庭からも

「5時のおやつは、夕食に響く」

というクレームを引き出し、
「じゃあ、おやつ廃止で。」
という感じで、所々で専業主婦・共働きママの立場の違いがうまく利用されてるんですよ。
女性は、男性と比べて価値観・生き方が様々。

そのことを理解して、お互いもう少し賢くならないといけません。

今回幼稚園の補助こそ廃止すべきとありますが、私は少し疑問です。

女性の生き方・境遇は様々。


専業主婦も、共働きママもお互いの価値観を尊重する気持ちがないと、女性の権利・大事な子供達を守る環境がどんどん失われてしまいまよ。


ヘタすると、学童指導員さんという女性ならではの素晴らしい職まで失われてしまうと心配しております。4500万の女性雇用がなくなるってことじゃないですか。

これも、女性全体にとってマイナスではないですか。

あと、学童保育は、1904年もの昔からあった制度だそうです。日本の子育て文化だった制度を、区はもうすこし真剣に考えて欲しいですね。


Wiki学童保育

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%AB%A5%E4%BF%9D%E8%82%B2

ありがとうございます。うなづく点の多いお話でした。
では今日はこの辺で。