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すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年2月13日

「補食の母」が語る衝撃の過去”息子が干物のようにひからびて…”

連日、ありがとうございます。
Twitter、おかげさまでフォロワーさん33名です。ありがとうございます。

さて今日は、江戸川区の補食の母と呼ばれている方からのメールをご紹介いたします。フルタイムワーカー、すでに高校生と小6のお子さんがいらっしゃいます。

いまから10年前、それまでの江戸川区の「学童クラブ(補食あり)」から、今の形、「すくすくスクール学童」に移行の時期、すくすく化によって補食に対応してもらえなくなったという事態に直面したものの、獅子奮迅の働きにより、すくすく学童でも補食を提供することを実現に持ち込んだという、すごい方です。

「思い起こせば、10年前、モデルケースとして〇〇小学校1校だけにすくすく学童が導入されたとき、(そのすくすく学童スタートのお知らせも既存の学童クラブに入室が決まった後)入室説明会の3月初旬に、4月からスタートします、と聞いたバタバタ具合で、クラブ変更の手続きの対応等も本当に慌しく、いい加減なものでした。

17時以降の育成児童もほとんどない〇〇小で、スタート当初から補食はなく、プレハブの一角を学童クラブルームにした冷たい床に薄っぺらいゴザ敷きで、18時に迎えにいくと、干物のように干からびて(!)ぐったりしていた息子を今でも思い出します。

そのときも教育委員会からは、あなたの家しか補食を希望しない、誰もお腹が空いたなんて言わない、空腹障害でもあるんではないか? くらいの言われようでした。

当時の教育委員会の係長が、〇〇小の児童が校庭で鬼ごっこしたり駆け回って遊んでいるときに、
「ねぇーねぇー、お腹空いた?おやつ食べたい?」と追い掛け回してインタ
ビューしたって…そんな遊びの真っ最中に誰が「今食べたい!」と回答するでしょうか。
やり方が悪質です!

私の場合は、周りの既存の学童クラブで補食を与えられているのに(うちだけ与えられないのは)おかしい! 学童でくれないなら、せめて、持ち込んだものを与えて欲しい!と何度も交渉に交渉を重ねました。

学童クラブの指導員が、自分の軽食やお茶を食す中、なぜ息子だけが空腹のままでいなければならないのか、と。

許可をいただいたのがようやく6月頃、土曜日に、痛まない、栄養価の高い、
そして、補食性の高いもの(←何ソレ?って感じですが)をまとめて届けて、都度与えてもらうパターンでした。

夏休み等の長期休みはお弁当でしたので、一緒に補食を毎日持たせました。
指導員の方も一般の学童から異動された方でしたので、不憫に思ったのでしょう。当時の息子に聞くと、私が預けていた補食以外のものも食していたようです。

その翌年から2年間かけて区内の半数ずつの学童を、学校内すくすく学童に移行する際の募集要項の中に希望者には有料で補食を与える…の文言を見つけたときは、嬉し涙で崩れ落ちまた。

もう、入学当時の息子のようなひもじい思いをしなくて済むと、本当に本当に救われる思いでした。
実はそれでも、○○小で補食を与えてくれるようになったのは、完全移行の2年後でしたので(なんということ!) 私は3年間補食を届け続けるはめになったのですが、おかげで下の娘はすくすく学童の補食を食べることができました。

そんな息子も今は16歳の高校1年生、10年一昔です。

廃止理由にある、「子どもの肥満防止のため」や「廃棄する食材が出るなどもったいないから」というのは、教育委員会がさもこじつけて言いそうな理由ですね。目に浮かびます。

今まで与えていたのが食を補う位置づけのものなのに、なぜ肥満の原因になるのでしょうか。

成長期の児童の栄養価等まで配慮して与えていたのではないのでしょうか。

息子も高校生、娘も今春中学生になりますが、とても他人事は思えません。
私もぜひ参加したいです。皆様、よろしくお願いいたします」

昔も今も、同じことをしていたのですね~。江戸川区は。
給食から18時まで約6時間、水しか飲んでいない子供の小さなお腹がすくと「空腹障害」ですか~はぁ~(@_@。

さすがに今は空腹障害なんて言わないでしょうけど、今度は肥満とか、食材廃棄はモッタイナイとか出てきておりますが、こじつけっぽい感がアリアリでこれもまた…はぁ…

ちょっとここで、農林水産省のHPから(ここ)、「子どもの食育」に関する提言の中で、おやつの必要性について語られている部分をご紹介しましょう。


引用します。

「食事と食事の間かくは、4~5時間が理想的。でも、私たちの生活では、昼食と夕食の間が6~7時間くらい開いてしまうことがあります。場合によってはもっと間が開くこともあるでしょう。
このような時は、軽めのおやつをとることをおすすめします。
おやつは“間食”といって、その名のとおり食事と食事の間にとるもの。上手におやつをとることで、夜おそくに食べすぎるのを防ぐという働きがあります」

給食が12時半からとして、18時のお迎えまで5時間半、空きます。

じゃ帰宅して即ご飯!かというとそうではなく、ご意見メールの多くにもありましたが、弁当でも買ってこない限り、母はそれから夕飯の支度です。なんてったって、食育がご自慢の江戸川区ですからね!母は、子どもの健全な発育のため、きさく・みどすけ・あかべえをバランスよく取り入れて、手作りご飯ですよ♪

だから、学童っ子は「いただきま~す」ができるのは、がんばっても19時、遅いと20時前ってこともあります。これが、納税者たる働く母の実情です。そこんとこ、見てくださいね。江戸川区さん。

まさか18時のお迎えで、18時からすぐ「いただきます」ができるなんて、そんな非現実的なこと、思ってないでしょ? 自宅への移動時間、場合によってはお買い物時間、調理時間等々、それなりに時間が必要なのは、常識的に考えてわかりますよね。

仮に19時半としても、給食から7時間空きます。

それは「子どもの成長によくないから、やめとけ」って言ってるわけです。農林水産省さんは。「軽めのおやつをとってね」と、言ってます。
 
フルタイムで働くお母さんの現実を、知ってほしいものです。
 

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