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すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年3月3日

動画で確認しよう!★江戸川区の「公式見解」 & Twitterでお寄せいただいたご質問にお答えします★

アクセス、ありがとうございます。

さて、去る2/19~(水)から22(金)に、江戸川区議会では「平成25年第一回定例会」というものが開かれました。各党の議員さんがたが、区に対していろいろ質問をして、区長さんはじめとする区側の人々が、それに答弁するというものです。

実は中の人たち、この会議の「議事録」を、一刻も早く手に入れたかった。

なぜなら、会議の3日目…22日(金)に、ある議員さんが、学童の補食廃止について質問をされるという情報を、事前に江戸川区議会のホームページで入手していたからです。会議の数日前に、「この議員さんがこういう質問をする予定です」という項目が、入手できるのです。そこに、「すくすくスクール学童の補食について」という質問項目を見つけていました。

会議後の25日(月)、江戸川区議会事務局(03-5662-6736 :直通)にさっそく電話して、①議事録 と ②議会中継動画が、いつUPされますか?と聞いてみたんです。

そうしたら、①議事録は、2ヶ月後なんだそうです!

普通の企業で、会議の「議事録は2カ月後にできまーす」なんて言ったら、上司は目がテンになりますよが…(@_@;) 理由は、「正確性を期すため」だそうです。自治体では普通のことなんでしょうか…

で、気を取り直して…②の動画のほうは、1週間くらいですよということで、3/1(金)にUPされていました。見てみましょう!
質問いただいた議員さんの動画に、直接リンクができなかったので、こちらから、下記ページにアクセスし、赤いラインの方を選択してください。




当会は、どこの党の支持もなあ~~~んにもない、ただ補食の継続を望むのみの集まりではありますが…こうして公の場において、質問がなければ、異議なし賛成で通過していくだけの学童の補食廃止問題について、あえて取り上げてくださった議員さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます!

動画は、27分あります。実は中の人は該当部分だけ文字に起こそうとしましたが、ちょっと今日は時間がありません。ごめんなさい。あしたの朝、出来たらしたいけど…どなたか親切な方、動画の文章化をお手伝いください<(_ _)>

で、今日は下記に、該当部分の時間を記します。動画のタイムスライダを調節してご覧になってみてください。

ちなみに②と③は、「公開質問状(請願書)」を出したおふた方です

① 11分20秒頃から…補食について、議員さんの質問があります。

② 16分30秒頃から 区長さんが回答します。

ただここでは、「補食については③に答弁を送る」ような発言があるので、触れていないかもしれません
(ごめんなさい、まだ全部聞いてない(^_^;))。


③ 21分10秒頃から 教育長さんが回答します。
ここではばっちり、回答しておられます。
↓  ↓  ↓ 
これが今回の補食(受託)廃止に対する
江戸川区の「公式見解」です。

内容については…いや、まずは見てください。
期待を裏切らない、江戸川区さんです…ふう…

さて、かなり真っ暗な気持ちになりますが、まずは気を取り直しまして。次の話題。

実はTwitterで、いくつかご質問をいただいております。ありがとうございます。
こちらの知りうる範囲ですが…お答えいたします。

Q. おやつが、なぜ3時や4時ではないの?? 5時では遅いのでは?

5時だと、お迎え(下校)が6時としても、あと1時間しかないではないか。それなら夕飯に響くから、もうちょっと我慢すればいいんじゃないの? そんな印象、ありますよね。
(実際は、帰宅後も、母は夕飯の支度など家事がありますから、働く母の家庭では夕飯は7時過ぎ、8時てことも珍しくありません。だから5時の補食は決して夕飯に響く時間じゃないのですけど)

実際の現場では、補食は5時10~15分くらいの提供になっていると、そんな話も聞いています。

5時では遅い。確かにその通りです。
おやつがなぜ5時過ぎなのか?

その理由を知るには、江戸川区学童史を、ひも解く必要があります。

8年前(でしたっけ?)、「すくすくスクール」ができる前にも、いわゆる「学童保育」がありました。学童保育自体の歴史は、遡れば明治時代からだそうです。いわゆる放課後のお預かり事業として、細々と(女性が外で働くことがあり得ない時代が長かったですから)、しかし連綿と続いてきました。

もちろん、その昔ながらの「学童保育」は江戸川区にもありました。往時をしのばせる記事は、下記で読むことができます。


2/15
子供不在の施策、共働き世帯は税金の金食い虫だという空気」…ベテラン母が語る、江戸川区学童史


さて、すくすく誕生前の、「学童保育」だけの時代に、おやつが何時に提供されていたかというと、いわゆる「おやつの時間」…3時~4時だったようです。

しかし江戸川区で、学童保育が「すくすくスクール」事業に吸収されたときが、転機でした。

働くママを持つ少数派の子どもたちの世界に、お母さんがおうちにいる家庭の子どもたちも、放課後、混じることになったのです。
その時に浮上したのが、不公平だ!という話です。
3時や4時に学童の子がおやつを食べているのに、学童じゃない子は食べられない。不公平、食べない子たちの前で学童には食べさせにくい、学校(教育の場)におやつなじまない、といった話です。

しかし学童の子どもたちは、最長18時までおうちに帰ることができない(食べ物にありつけない)状態です。「保育」されている状態です。

そうじゃない子は、今日はちょっとママ用事があるから、あるいはパートがあるからとかで4時まですくすくにいてちょうだいとか、子ども自身の意志ですくすくで遊びたいからとかで、居る訳です。帰ろうと思えば帰れる子もいるでしょうし、帰ればおやつにもありつけます。

そう。学童がすくすく事業に吸収されたことで、状況が変わったんです。
違う環境の子が、同じ場に居ることで、少数派の特別扱いが際立ち始めました。

就労状況や家庭状況は様々ですから、一般さんと学童さんの、家庭環境の境界線は明確ではありません。しかし、すくすく化で同じ場所にいっしょくたに全員が集められたとき、学童は特別扱いされている状況が目立ち、問題となったわけです。(特別扱いと言っても…保護者の就労という状況があるし、毎月の育成料&補食代も支払っているからから、ある意味、違って当然なんですが…)。
そして、学童の子に補食を提供するのは、一般登録のお子さんたちが帰宅する5時を過ぎてからにしよう、そうなった訳です。

例えば、学童の子が補食をいただける別の部屋などがあれば良いのでしょう。例えば保育園では、19時半お迎えの子の夕方のおやつ(18時ごろ)は、18時半お迎えの子たちのいる部屋ではなく、たいてい別室で食べさせますよね。

でも、今、すくすくスクールが小学校の一部などを間借りしているような状況では、場所の自由もきかないでしょう。

預かってもらえるだけ、ありがたい。
おやつを出してもらえるだけ、ありがたい。

…だから5時過ぎのおやつでも、文句は言うまい。

働いているお母さんの多くは、子どもの疲労や腹具合を心の底で気にしながらも、そんな気持ちを抱いて働いているのではないかと、中の人もその一員として、思うのです。

次のご質問です。

Q.補食を希望しない子っているの? どんな事情?

学童登録をしていても、補食を希望しない子ってどんな状況でしょうか?
これも本当にいろいろなのですが、中の人の経験や、周囲の状況の想像から挙げてみますね。

●出欠管理をして欲しかったり、夏休みなどに1日預かってもらいたいので、学童登録はしているが、お母さんが17時前に戻ってこられるので、補食が17時すぎなら、なくてもいいかな。
←こういう家庭は、15時や16時の補食だったら、希望するかもしれませんね。

●お迎えは17時半。でもうちの子は、身体が小さくですごく小食なので、おせんべい1枚食べても夕飯が入らなくなっちゃう(>_<)。だから補食はやめておこう。

●お迎えは18時。でも夕飯は、毎日近所の祖母のおうちで、祖母が夕飯を用意してくれる。終わってすぐに連れて行けば、18時15分には「いただきます」ができる。だから補食はやめておこう。

●家庭の食の方針として、手作りのものしか子どもには食べさせたくない。生協の冷凍食品(おにぎりや焼き鳥)を出す補食は、食べさせたくない。だから補食はやめておこう。

などなど。他にもいろいろあると思います。ご家庭の事情や考え方は、様々です。

下記には、17時15分お迎えで、あえて補食は取らなかったというご家庭の話もあります。

2/10の記事
「えどがわくちょうさんはひどすぎるよ!」小2女子、涙の訴え。

以上です。ご参考になりましたでしょうか…?

これらの情報も、集めたものや聞き知ったものが元になっているので、違う見解の方もおられるかもしれません。その場合は、「こう見解もあるよ」など、ご意見をお知らせくださいませ。紹介させていただきます。

最後に、昨日の記事つけていただいたコメントをご紹介します。
今回の補食廃止問題は、江戸川区の、共働き家庭という少数派に対する考え方、態度を浮き彫りにしている面がありますが、そういった点に鋭く触れていただきました。

小学生・保育園の子供がいる江戸川ママです。


補食がなくなると、次に問題になるのは

「じゃあ、すくすくと学童なにが違うの?」
「すくすく全体の管理費を学童登録家庭が払わされるの?」
に来ると考えております。

そこが江戸川区の狙いと推察しております。


「じゃあ、学童廃止で。すくすく一本で行きましょう」

となります、これが江戸川区のすくすく事業の最終目標(=学童廃止)でしょう。

江戸川区は、専業主婦家庭・共働き家庭双方の事情の違いをうまく使ってここまで進めていることに、江戸川区のママは気がつくべきです。


学童を廃止するために、おやつが3時に出ていた頃は、専業主婦家庭から

「共働き家庭ばかり、優遇されている」
といわせ、早く帰宅できる子供達に配慮し、おやつを5時に変更。結局、共働き家庭からも

「5時のおやつは、夕食に響く」

というクレームを引き出し、
「じゃあ、おやつ廃止で。」
という感じで、所々で専業主婦・共働きママの立場の違いがうまく利用されてるんですよ。
女性は、男性と比べて価値観・生き方が様々。

そのことを理解して、お互いもう少し賢くならないといけません。

今回幼稚園の補助こそ廃止すべきとありますが、私は少し疑問です。

女性の生き方・境遇は様々。


専業主婦も、共働きママもお互いの価値観を尊重する気持ちがないと、女性の権利・大事な子供達を守る環境がどんどん失われてしまいまよ。


ヘタすると、学童指導員さんという女性ならではの素晴らしい職まで失われてしまうと心配しております。4500万の女性雇用がなくなるってことじゃないですか。

これも、女性全体にとってマイナスではないですか。

あと、学童保育は、1904年もの昔からあった制度だそうです。日本の子育て文化だった制度を、区はもうすこし真剣に考えて欲しいですね。


Wiki学童保育

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%AB%A5%E4%BF%9D%E8%82%B2

ありがとうございます。うなづく点の多いお話でした。
では今日はこの辺で。

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