署名用紙のダウンロードはこちら

★-- 絶賛配布中! ---★
すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年3月17日

【今はむかしのことなれど】 昨年12月・区議会定例会における「補食廃止」関連発言

アクセス、ありがとうございます。

昨日の記事 【動き出す自主運営】ある母の行動に、区担当部署はどう答えるのか? に、ありますとおり、自主運営の道を探っている学童保護者の方々からの、ご意見、疑問、取り組みの状態などのご投稿を受け付けております。ぜひよろしくお願いいたします。

さて、今日の話題は、ちょっと古い話です。あくまでご参考までにという感じです。

補食の廃止を利用者が知らされたのは、今年の1/23です。
ただ1000万円予算の削減と、補食(受託)の廃止は、前年の10月ごろから議会でやりとりされ、着々と決定に向けて進んでいたのは既報の通りです。

その過程において、昨年12月の区議会定例会で、ある区議の方が補食に関する質問をされていました。この議事録(文書)が、開催から3か月半ほど経過した先日、ようやく江戸川区議会サイトにUPされましたので、ご紹介します。

◆議員からの質問(クリックで拡大)
◆教育長の回答(クリックで拡大)

では、文章を抜粋してみましょう。

◆議員からの質問

まずはじめの質問は、すくすくスクール内学童クラブについてです。

来年度の見直し二百十六項目に、すくすくスクールの運営体制として、非常勤職員の削減と職員配置の見直しが含まれています。これは学童クラブだけではなく、すくすくスクールのレベルダウンにつながる懸念があると考えます。

今年の九月現在の学童登録児童数は、すくすく登録児童二万四千九十二名の一八%にも上る四千三百六名となっております。それだけ保護者の要望が高いと考えます。

江戸川区学童クラブ事業条例には児童福祉法第六条の三、第二項の規定に基づき、「家庭において保護者の適切な保護を受けることのできない児童に対し、健全な育成を図るために必要な生活指導等を行うものとする」としています。

今必要なことは、区が児童福祉法の立場に立ち、職員削減ではなくむしろ充実させることではないでしょうか。学童クラブは第二の家庭ともいわれ、「ただいま」と帰ってくる子どもを保護者のかわりに迎える場としてその役割を果たしてきました。学童登録がすくすく全体の二割に近いのは、その期待のあらわれです。見直しでは、非常勤職員を来年は採用しないとしていますが、学童登録児童の減少を見込んでいるのでしょうか。

昨日、教育長は同僚議員への答弁で新たな基準をつくること、また「配慮を要する児童の受け入れを見直す」と述べたと理解しましたが、どう見直すのでしょうか。また、二十人に一人の指導員の配置という最低基準は守るべきで、従来から指摘してきた、指導員の配置は正規職員で行うべきと考えます。

補食の廃止も重大な問題です。東京都の学童クラブ事業ガイドラインによれば、子どもの健全育成の視点から、おやつの提供を示しており、時間を決めておやつを食べることは、健康管理・情緒面からも必要不可欠だと考えます。

そこで、次の二点について質問します。

一つ目は、学童クラブの保育の質や子どもの安全を保障するためにも、配慮を要する児童を受け入れるためにも職員の最低基準は守り、削減すべきではないと考えますが、いかがでしょうか。

二つ目は、補食の必要性は指摘したとおりで、子どもの健全育成を図るために継続するべきと考えますが、いかがでしょうか。

◆区長の回答
 すくすくスクールについてのお話は、教育長のほうからお答えをいたします。

◆教育長の回答

すくすくスクール内の学童クラブというお話でございますけれども、私どもが今回見直しをするというのは、すくすくスクール全体の職員についての適正化を図るということでございまして、お話ですとすくすくスクールを独立させた何か運営主体のようにお話をされていたように聞こえるのですけれども、我々は一般の登録も含めて、そこにともに過ごす子どもたちに応じた職員配置をしているわけでありまして、ここのところについて、何年間かの間にいろいろな事情の中でつけてきた非常勤についての適正化を図っていきたいということでありますので、学童クラブ事業そのものについて、基本的にそこに何か変更を加えようというようなことでは全くございませんので、御理解をいただきたいと思います。

それから、補食のことでございますけれども、おやつということの提供をというふうなお話でございましたけれども、今、現実的に一般の子どもたちと一緒に過ごす中で、そういうことを実際におやつといいましょうか、そういう補食を与えられる時間というのは五時過ぎないと与えることはできません。

従来、もともと三時に与えていたというおやつの意味とは全く違うわけでありまして、帰ればすぐ夕食というような条件の中で、なかなか提供はしづらいということが条件としてありますし、このことを希望されている保護者の方も、全体の中で三分の一程度ということでございます。その方たちも食べたり食べなかったりということで非常にこの管理が難しくなっておりますので、廃止をしたいということでございます。

以上でございます。

いやいや、今となっては…ですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿