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すべての始まり、2013年1月23日付・江戸川区教育委員会からの「補食廃止通知」実物は 【 ここ 】 にあります。【 この記事 】 とあわせて一読がおススメです★

(3/14追加)公開質問状(請願書)に対する、江戸川区教育委員会の回答は【ここ】【この記事】とあわせてご一読を。

2013年3月13日

江戸川区教育委員会は語る 「大人の利害を取り除き、子どもたちのために」と。

アクセス、ありがとうございます。

さて昨日、署名を区議会事務局に提出してきました。こんな感じ↓ 

昨日のご報告からちょっと増えて、4966筆でした。

なお4966は、2/15提出の540筆を含んだ総数です。わかりにくくてすみません。
今回分だけで言えば、4426筆ですね。
ご協力、本当にありがとうございました! 

まだまだ頂いておりますので、まとまったら第3弾で出してきます。
明日、文教委員会がありますが、その次の文教委員会が4/12にあるそうですから。その前にまた出しに行きたいと思っています。

今後もご署名は受け付けております。よろしくお願いいたします!

そして実は、署名の提出で区議会事務局に行き、せっかく午後は仕事を休みましたので…もう一つ大切なお願い…陳情を審議してくださる文教委員さんたちに、「よろしくお願いいたします」のご挨拶をしてきました。

とはいえお忙しい議員さんたち、ほとんどがご不在でお机の上に置いて参ったのですが、その時、お願いの手紙とともに、おやつの、ほんの「一例」を置いて参りました。

これです↓
  
今回の議論、肥満アレルギーの話から始まって、途中で人件費だのなんだのとお金の話になってきて、その次は「不公平」だとか何とかって~話になっていますが、なんか肝心の子どもたちのことが忘れ去られてる?のではと。

そこで「現実感」をもって論議に臨んでいただく一助となれば幸いと、お手紙に添えましておせんべいとキャンディを一つづつ、お配りいたしました。

簡単ですが原価とカロリーの計算も付けました(購入はマルエツ)。

◆おせんべい(みんな大好き「おばあちゃんのぽたぽた焼き) 1袋
  61kcal 16円

◆キャンディ (濃い贅沢・金のミルク) 
  18kcal 9円

総熱量は79kcal、費用は25円となります。

この程度のおやつを、一ヶ月の登校日21日間、学童に配ったとすると、一人一ヶ月あたり525円、年間6300円です。たとえこの程度でも、親の帰りを待つ児童の心の安定には、十分役立つのではないでしょうか。あくまで一例ではありますが。

では、添えたお手紙の一部を、抜粋いたします。

「これまでのご説明によれば、補食受託廃止は、学童クラブのなかで、補食を摂っていない子と摂っている子の間の不公平を是正する目的があるというという事が教育委員会のご見解とのことです。

しかしながら、補食はもともと希望制であり、補食の必要性に関わる個人差が希望制という制度を導入することにより保障されていると理解されますし、公平不公平という議論が妥当なものなのでしょうか。さらに、補食に関わる助成が廃止されることこそ、親の経済状況による子の福祉の不公平を助長するのではないかという点において、上記の理由は保護者にとって非常に理解しがたいということをお伝えしたく存じます。

 
児童福祉法第6条2第12項にありますように、働いている保護者を持つ子どもにとって、学童クラブはいわば第二の家であります。3月までおやつを配ってくれていた指導員が、突然、空腹にも関わらずおやつをくれなくなるのです。しかも大多数の家庭では費用は各家庭が負担しております。

そして、江戸川区教育委員会によれば、「すくすくスクールの根本にあるのは、大人の利害を取り除き、“子どもたちのために”という一点で考えるということであるとのことであります(生涯学習情報ファイルにおける“すくすくスクール  5.これからのすくすくスクール”の項より)。

 
回の補食受託廃止に伴う職員配置変更は特になく、(中略)その状況下で補食受託をやめる理由として、補食受託に使っていた時間をより密度の高い保育に当てるというご説明も伺いました。

しかしながら、高い見地からの運営側のご指導のみでなく、利用者である保護者、児童の必要性、価値観の反映も必要では、と私どもは考えております。

おなかがすいたよ、僕学童嫌だよ、おうちに帰る子どもはおやつを食べているんだよね、どうして学童ではおやつをださないことに決めたのという子どもが一人でも出た場合、指導員のかたはどのように対処されるのでしょうか。

どうかどうか、これからの文教委員会でのさらなるご検討を心よりお願い申し上げます。

なお、本日お持ちしたおせんべいには、
うるち米、砂糖、でんぷん、植物油脂、しょうゆ(小麦、大豆を含む)、食塩、粉末しょうゆ、いわし魚醤パウダー(魚介類を含む)、酵母エキス、加工でんぷん、トレハロース、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)が含まれており、製造工場では卵、えび、ピーナッツを含む製品を生産しています。
賞味期限は2013年6月26日となっております。

キャンディーには、
砂糖、水飴、クリーム、ホエイパウダー、タンパク質濃縮ホエイパウダー、濃縮乳、還元水飴、食塩、乳糖を主要原料とする食品、乳化剤が含まれております。
賞味期限は2014年1月となっております」

日々ご多忙な議員の皆様方です。昼食後、3時、4時まで忙しくご公務にまい進され、一息ついてふと口にする一杯のコーヒーやお茶と、一枚のおせんべい、キャンディ。ちょっと小腹が満たされて、ほっとするひととき。これがまた、次の仕事へのエネルギーなります。

学童の子どもたちも、給食後は、5時間目、帰りの会とすごし、下校後は「すくすくスクール」で元気いっぱい活動。そして4時、5時ごろに、疲れと空腹を感じていることでしょう。学童っ子たちは、18時にすくすくを出ても、すぐに夕飯があるわけではない家庭が多いです。仕事から戻った保護者が、夕飯の支度など家事を済ませ、「いただきま~す」ができるのは、19時、19時半という家庭も多いです。

これが「おやつ」の果たす役割だと思います。

なお文中、文字が大きくなっているところは、江戸川区教育委員会による、すくすくスクールに関する考え方を記載した文書からの抜粋です。

江戸川区のHPから、PDFでダウンロードできますので、ぜひ全文をご覧ください。




= ★2013年9月時点で、このPDFデータは江戸川区のホームページから消されておりました★=
  
   当会で保存しておりますので、ご希望の方はメールでお知らせください。
   お届けいたします。

再度、引用します。
実に素晴らしい理念です!
 ↓   ↓   ↓ 

今や、「放課後子どもプラン」などとして、全国に広がりつつある、児童の放課後の在り方を見直す動き。そんな中で8年前、学童クラブ事業を吸収して、いち早く「すくすくスクール」としてスタートした江戸川区は、今やモデルケースとして全国の注目を集めています。

今回の学童の補食廃止に関する江戸川区の一挙手一投足もまた、大いに注目を集めることでしょう。本ブログにおいても、江戸川区の対応を明示した下記の記事へのアクセス数は、ほかの記事の数倍という状況になっています。

3/6記事 【回答来ました】公開質問状(請願書)の回答公開!

2/5記事 はじまりは…教育委員会からのお手紙

特に、公開質問状(請願書)への、教育委員会からの回答書は、非常に高い関心を持たれているのか、日々、アクセスが絶えません。

で、せっかくですので、こちらからダウンロードできるようにいたしました。
ぜひご参考ください。

さて…
大人の利害を取り除き
「子どもたちのために」。

文教委員会は本日10時より開催です。傍聴に行かれる方は、8時半から受付だそうです。

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